ギリシャ哲学「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」解説まとめ! | On The Road

ギリシャ哲学「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」解説まとめ!

 

古代ギリシャ哲学を代表する「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」の3人を体系的にまとめてみました。古代ギリシャ哲学と聞くと、それだけで難解なイメージがありますが、本記事では誰でも理解できるように3人の哲学を解説しています。

哲学を築き上げた「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」の3人がそれぞれ何をしたのか、何を提言したのか、どんな名言があるのか、本記事を読んで体系的に知識を習得しましょう。なお、深く古代ギリシャ哲学を知りたい人は下記の本がオススメ。簡潔に説明していて、図解があるので学びやすい。

古代ギリシャ哲学はソクラテス(紀元前 469 ~ 399) → プラトン(紀元前 427 ~ 347)→ アリストテレス(紀元前 384 ~ 322)という順に系譜されていくので、まずは古代ギリシャ哲学の元祖であるソクラテスから紹介しましょう!

パルテノン神殿!ギリシャへ行くならギリシャ哲学の知識を入れておこう!

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古代ギリシャ哲学の誕生!モノの根源はなにか!?

ソクラテス以前の古代ギリシャ哲学は、「モノの根源(アルケー)はなにか」というテーマを哲学者は考えていました。これが世界最初の哲学です。モノは、水・火・空気で作られているという議論がされましたが、最終的にデモクリトスという哲学者がモノは「原子(アトム)」でできているという結論に至ります。

しかし、当時の科学技術では解明しようがないので、この「モノの根源(アルケー)はなにか」というテーマは収束します。紀元前の話にもかかわらず、モノは原子(アトム)でできているという提言は的を得てますよね。しかし、最近では原子(アトム)ではなく、素粒子でできていると言われています。宇宙を構成する4つ力と統一理論についてにて素粒子について解説してます。

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古代ギリシャ哲学の元祖「ソクラテス」無知の知とは?

「モノの根源(アルケー)はなにか」というテーマが収束した後、ソクラテスは人間について考えます。これが本格的な哲学の幕開けです。

ソクラテスが考えたテーマは「いかにして弁論で相手を論破できるか」です。当時のギリシャは直接民主制を採用していて、弁論の場で相手を打ち負かせば、その意見が政治に採用されるという仕組みでした。つまり、意見の内容はどうであれ、相手を論破することに目的がおかれていたのです。

そんな弁論の場で優等生だったのがソクラテスです。彼はいかにして相手を論破できるか日々研究していました。ソクラテスは対話の中で相手の間違っている部分を指摘し、本当の真実を探すという弁証法を確立します。弁証法を使い弁論しているうちに、ソクラテスはあることに気づきます。

何かの専門知識を持っていても、他の事柄に関しては無知。しかし、その専門分野の人たちからは有識者と思われている。これを見たソクラテスは「無知の知」ということを知るのです。その意味とは、自分が無知であるということを知っていれば、それだけで他者よりも有利に立てるということです。

実はソクラテスは「無知の知」と発言していません。「無知の知」は下記の発言を訳して、名言として有名になったのです。

知らないことを知っていると思い込んでいる人々よりは、知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢く、知恵の上で少しばかり優っている

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ソクラテスの弟子「プラトン」イデア論とは?

プラトンはソクラテスの弟子です。プラトンは師匠であるソクラテスの思想を元に、独自の思想を作り上げます。そんなプラトンの哲学で一番有名なのがイデア論です。これは、モノの認識について説いた思想です。簡単に解説します。

目の前にバナナがあったとしましょう。それをバナナと認識するには、それがバナナの形をしていて、黄色でなければ認識できません。私たちは無意識に、大きさや形が違ったバナナをバナナと認識することができます。

プラトンは、イデアの世界に本当のバナナの姿があり、現実に見ているのはそのコピーに過ぎないというイデア論を提唱しました。なので私たちがバナナを認識するには、イデアの世界の真のバナナの姿にアクセスして、現実のバナナを認識しているということになります。

お気付きの通りはプラトンは理想主義者です。本当の姿、普遍の真理はイデアの世界にあると考えています。こういったプラトンの思想を反映した、プラトニックという言葉があります。これは肉体を超越した精神的な愛という意味になります。

愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる

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プラトンの生徒「アリストテレス」学問の基礎を築き上げた!

アリストテレスはプラトンが開講した学校「アカデメイア」の生徒です。彼はプラトン先生を否定することによって、独自の哲学を展開していきます。

プラトンがイデア論に真理があると提言したのに対して、アリストテレスはより現実的な見方をします。先ほど取り上げたバナナの認識について、アリストテレスの持論を見ていきましょう。

アリストテレスは、バナナを自分の知識によって認識していると提言しています。人間が初めてバナナを見たときに、それをバナナとして認識できません。そこに気づいたアリストテレスは、バナナを何度もみて、その形状・色などを無意識に知識として吸収し、それをバナナとして認識しているのだと説きました。

そこからアリストテレスはモノを、「形」やモノが作られている「材料」などで分類していくのです。これこそが、現代学問の基礎部分です。まず物事を観察、それらの物事をカテゴライズして体系化、そして知識として吸収していくのです。

この方法を生かしてアリストテレスは、動物・植物・天気・宇宙など様々な事象を学び知識人となりました。そんな彼は、アレキサンダー大王に家庭教師をしたことがあります。

教育の根は苦いが、その果実は甘い。

Aristotle Philosopher Wallpaper

 
 

さあ、ギリシャ哲学を完全解説したので、哲学を始めてみよう!

哲学の歴史を大きく三つに分けると「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」などの古代哲学、「デカルト、カント、ヘーゲル」などの近代哲学、「ニーチェ、マルクス、フッサール」などの現代哲学と分けることができます。

なので哲学発祥のギリシャの主要3人は、哲学を学ぶにあたって重要です。本記事を読んで頂けた皆さんは、古代ギリシャ哲学が一体どういうものなのか理解できたと思います。

哲学というと敬遠され易く、取っつきにくいイメージがあるかも知れません。しかし、この3人の紹介した哲学は現代の哲学に系譜されているので、流れに沿って学べばそこでまで難しくありません。

書店には入門書や哲学用語を体系的に学べる辞典などが売られているので、これをキッカケに哲学してみましょうよ!

アテナイの学堂という絵画。中央の二人、左がプラトンでイデアを指している、右のアリストテレスは現実を指している。

アテナイの学堂という絵画。中央の二人、左がプラトンでイデアを指している、右のアリストテレスは現実を指している。

ギリシャには彼らが弁論していた場所、プラトンの学校などの跡地が残っています。哲学を勉強してギリシャに行くのも面白いですよ!

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