バックパッカーの聖地タイのカオサンロードから日本人が消えた
タイの首都バンコクにあるカオサンロードは、バックパッカーの聖地として有名だ。安宿が密集していて、旅関連の物が買え、世界各国の料理が食べられる。バックパッカーであれば一度は訪れたい場所、私はこれで3回目になる。
聖地と言われるだけあって、世界中のバックパッカーがこの300m程のカオサンロードに集結する。3年ほど前にカオサンロードに泊まっていた時は、宿やレストラン、クラブなど至る所で日本人を見かけ日本人の友達ができた。
タイのカオサンロードに滞在するならThe Clubに行くべき
しかし、今回はカオサンロードで殆ど日本人を見かけなかった。驚いたのがカオサンロードで有名な日本人宿や日本料理店、日本人向け旅行代理店などが潰れているということだ。今回は何故、カオサンロードから日本人が消えたのか探っていきたい。
日本人宿で有名なサクラゲストハウスが潰れていた
カオサンロードの日本人安宿といったらサクラゲストハウス、と頭に入っていたので到着後直ぐに向かった。そしたらこんな張り紙がしてあって衝撃を受けた。仕方なくサクラゲストハウスの次に有名な日本人宿「NAT2」に宿泊していた。
ゲストハウスだけではない。老舗の日本人向け旅行代理店の「MPツアー」も潰れていたのだ。それだけカオサンロードでは日本人向けの需要が減ってきていて、実際私も日本人が少なくなってきていると感じている。
残された日本人ゲストハウス「NAT2」にて。ここにいる日本人はほぼ沈没している。
カオサンロードは欧米人とインド人が逆に増えている
カオサンロードに滞在している欧米人が増えている。レストランでは欧米人に合うメニューが出され、店内では欧米人に受けが良い音楽が流れている。驚いたのが欧米人だけではなく、インド人もカオサンロードで見かけるようになったということ。
前にカオサンロードに滞在していた時は、ほぼインド人を見ることはなかったが今回は違う。修学旅行に来ている学生の様に、テンションの高いインド人旅行者をよく見かけるのだ。経済が急成長してるとはいえ、ここ3年でここまで増えるとは思わなかった。
カオサンロードで友達ができると、その後の旅が充実する。
「The Club」というクラブ。ここでも日本人が消え、欧米人・インド人が増えている。
何故、バックパッカーの聖地カオサンロードから日本人が消えたのか
3年前と今とで絶対的に違うものは日本・タイ間の航空券の値段である。LCC時代到来で日本から東南アジアまでコストを抑えて来れるようになった。その抑えられたコストで高い宿に泊まったり、ツアーに申し込むことができる。
わざわざバックパッカーの聖地であるカオサンロードの安宿で節約しなくても、航空券が安くなった分だけ高い宿に泊まればいいのだ。航空券の値段以外にも、タイの情勢、バックパッカー人口の減少など様々な要因があるはずだ。
カオサンロードから日本人が消えて、日本人の友達が作りにくい場所になってきたが、あの活気溢れるカオサンロードは存在する。日本人が消えたからといって楽しくない街になった分けではない。世界中の外国人と友達を作って、その後の旅を充実させてみよう。
バックパッカーとは!?従来の海外旅行との違いを解説!
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