ホンジュラスの治安は世界一悪い!殺人率世界一の国に迫る!
殺人発生率が世界一高く、世界で最も治安が悪いホンジュラスについて解説していこう。治安が悪い国といえばアフリカを思い浮かべる人が多いように思えるが、世界一治安が悪い国は中米のホンジュラスなのだ。
本記事ではホンジュラスがなぜ世界一治安が悪い国になったのかを解説すると共に、実際に私がホンジュラスの首都テグシガルパへ行ってきたので、その雰囲気の悪い首都の光景写真も紹介していく。
日本人でホンジュラスへ旅行や観光に行ったことがある人は、ほぼいないだろう。わざわざ治安の悪い国へ行くメリットがないし、ホンジュラスにはあまり観光名所がないので、行ったとしても治安の悪さに驚くだけなのだ。
それではまずは、なぜホンジュラスの治安が世界一悪いのか見て行こう。
ホンジュラスの治安は異常なので旅行・観光は諦めよう!
ホンジュラスは人口825万人のうち年に7,320件の殺人が発生する。10万人辺り100人程が殺される計算になるので、1,000人に1人が毎年殺人にあって殺されているのだ。1日に3件の殺人発生率を誇る。
ちなみに殺人発生率2位のベネゼエラは、10万人辺り50人が殺人にあっている計算になるので、ホンジュラスに比べて殺人発生率は2分の1だ。いかにホンジュラスの治安が悪いか分かるだろう。
ホンジュラスの中でも世界で最も危険な都市として認定された、「サン・ペドロ・スーラ」は年間で1,200件以上の殺人が発生している。
この治安の悪さは、ホンジュラス国内ならどこでも拳銃を買えるショップがあることが一つの原因だろう。なんと、国民一人辺りけん銃2丁とライフル銃5丁の保有までなら公式に認められているのだ。
スリや強盗を企む人は必ず銃を持っているので、少しでも抵抗すれば殺されてしまうのだ。
ホンジュラスはギャング大国!危険すぎる「MS-13」とは!?
ホンジュラスの治安が悪くなった一番の原因はギャングであることは間違いない。中米に本部を置く「マラ・サルバトルチャ ( Mara Salvatrucha )」というギャングが、ホンジュラスの街中を闊歩しているのだ。
マラ・サルバトルチャは通称「MS-13」と呼ばれていて、世界で最も危険な組織としてFBIの10大指名手配に挙げられていたり、アルカイダやメキシコギャングとの繋がりもある。
「MS-13」は世界中に拠点を持っているが、なぜホンジュラスの「MS-13」が極悪かというと、アメリカで犯罪を犯して入国拒否にあった人たちがホンジュラスで「MS-13」を再結成をしているからだ。ギャングの中でも極悪な人たちがホンジュラスには集まっているのだ。
このギャング集団「MS-13」に入団するには、ギャングメンバー全員からの暴行に13秒間耐え、誰か1人を殺すことが条件になっている。入団条件もとんでもないが、タトゥーを入れれば入れるほどギャングの中でも地位が高いとされている。
「MS-13」のタトゥーは見てすぐにわかりやすく、デビルズボーンと呼ばれる「MS-13」のMを逆さにしたマークや13という文字が入っている。ホンジュラスを歩いているとこう言ったタトゥーを入れている人たちが、街を闊歩しているのだ。
実際に私も街中でギャング達を見たがその存在感は、ホンジュラス国民も避けているのが伝わるほどだった。これでホンジュラスがいかに治安が悪いかご理解いただけたろうか。
ホンジュラスの首都テグシガルパの観光名所まとめ!
そんな治安が悪く誰もが行きたくない国ホンジュラスであるが、参考程度にホンジュラスの首都テグシガルパの観光名所を簡単に見ていこう。
もちろん徒歩で観光できるような環境ではないので、タクシーからの写真や一瞬タクシーから降りて写真を撮った程度だ。街中にギャングの落書きがされており、街中で死体を見たのは人生初めてだった。
それではホンジュラスの首都テグシガルパの光景をお届けしていきます。
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