ネパールでは計画停電がほぼ毎日あるが、電気のない生活も面白い!
ネパールに来て久々に計画停電という言葉を耳にした。計画停電といえば東日本大震災による電力危機で一時期騒がれていて、東京や神奈川でも一部の地域で実行されていた。しかし、東日本大震災以外で計画停電という言葉を耳にしたことがないので驚いた。ネパールではほぼ毎日行われていたので、その不便さと逆に良かった点を上げていきたい。
ネパールでは計画停電がほぼ毎日行われる
ネパールはエベレストで有名なヒマラヤ山脈を抱えている。山脈という地形柄、曇りが続くので太陽光発電は難しい。火力発電は蒸気を冷却するために大量の水が必要なため、山脈には適さない。また、当然なことながら原子力発電も無理だ。なぜなら、ネパールは鳥取県と同じ経済規模だからである。
なので頼るのは水力発電。特に雨が降らない時期は計画停電の時間が長いという。私は11月に滞在していたが、短い時で30分、長い時で16時間の計画停電を経験している。しかも、それが毎日だ。レストランでは電気がある時に大型バッテリーに充電していて、計画停電中でも明かりがついている。しかし、レストランもそこまで多くないので計画停電が始まれば辺りは真っ暗になる。
これが計画停電のスケジュールだ。停電時間の長さに驚くはずだ。
電気のない生活を経験して良かった点
夜停電になると街中の人が一斉にロウソクに火を灯す。電気がないという事は、インターネットが使えないしエアコンもストップする。夜の停電はもっと悲惨で、ロウソクの明かりでは読書をすることもできないし、街に出るには懐中電灯が必需品だ。
そんな時にできる事といったら、同じ宿に泊まってる人との会話。停電になった瞬間にぞろぞろと宿泊者がくつろげる場所に集まってくるのだ。ロウソクの火が良い雰囲気を醸し出し、旅の会話が弾む。インターネットがないので携帯電話を持つことなく、会話を楽しむことができるのだ。これが新鮮だった。
長い計画停電だと19時から翌日の11時まで続く事になる。こうなったら日が暮れてから就寝まで皆で会話を楽しむことがきる。計画停電をポジティブに受け取って楽しんでみて欲しい。
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ネパールは居心地が良くて長居してしまった。美しいヒマラヤ山脈を一望できるのも長居した理由の一つではあ