エルサレム&パレスチナ自治区でイエス・キリストの人生を歩んでみた
イエスが誕生したパレスチナ自治区から十字架に磔にされたエルサレムまでの人生を、10のステップを踏んで紹介していきます。特にイエスが死刑判決を受けて、自ら十字架を背負って歩いた道(ヴィア・ドロローサ)には世界中の巡礼者が聖歌を歌いながら歩いていました。
イエスが誕生したパレスチナ自治区では、イスラエル側とパレスチナ自治区側でお互いに威嚇するための空砲を鳴らしていた。そして、キリスト教徒である20億人が一度はエルサレムのヴィア・ドロローサで巡礼したいと願っている。
様々な要素が混じり合った混沌とした街ではあるがキリスト教徒にとって聖地であることは間違いない。キリスト教徒でなくても一度は行って欲しい、または写真で見て欲しいスポットです。
イエス・キリストの誕生地ベツレヘム
イエス・キリストはパレスチナ自治区のベツレヘムという土地で生まれた。生まれた洞穴の上にはイエス聖誕教会が建てられている。イエスの生誕を祝うクリスマスには、世界中にテレビ中継でミサを配信している。イエスが誕生した場所には小さい穴があり、手を入れると岩に直接触ることができる。クリスマスを過ごすのに最も適している場所。
十二使徒と共に最後の晩餐
イエスが十字架で処刑される前夜に、十二使徒と共にとった夕食=最後の晩餐だ。レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の舞台であり、書籍化や映画化など様々なメディアの舞台になる最後の晩餐だが、実物は何も残されていないただの部屋だ。
イエス・キリストが最後に説教したオリーブ山
最後の晩餐の後、イエスはオリーブ山で最後の説法を行った。エルサレム神殿の破壊と終わりの日が同時に起こるという終末的な内容である。やがて復活したイエスは弟子達の前に姿を現し、オリーブ山の頂上から昇天したと言われている。ちなみにオリーブ山の由来は、昔からオリーブ畑があるからだ。
イエス・キリストが死刑判決を受けた場所
イエスが死刑判決を受けた場所は、今はアラブ人小学校の校庭となっている。ここを起点に悲しみの道(ヴィア・ドロローサ)はスタートする。
イエス・キリストが十字架の重みで倒れた場所
イエスが十字架を背負わされて重みで倒れた場所。この場所には記念に教会が立てられていて、内部の祭壇にはイエスが重みで倒れた記念碑がある。
イエス・キリストの母マリアと出会った場所
母マリアが十字架を背負ったイエスに出会う場所。ここには、アルメニア人の「苦悩の母マリア教会」がある。苦悶の表情の母マリアがなんともいえない。
イエス・キリストが十字架に磔にされたゴルゴダの丘
イエスはゴルゴダの丘で十字架に磔にされた。このイエスが磔にされた場所を中心に聖墳墓教会が建てられている。残り4つの十字架から降ろされた場所、イエスの亡骸を受け取った母マリア、イエスの墓は全て聖墳墓教会内にある。
イエス・キリストが十字架から降ろされたゴルゴダの丘
イエスが十字架にされ息を引き取り降ろされた場所。この場所では巡礼者が涙を流しながら祈っていた。また、息を引き取った場所には小さな穴が開いているので、岩に触ることができる。
イエス・キリストの亡骸を受け取った母マリア
母マリアはイエスの死を見守り亡骸を受け取った。この母マリアの表情がなんともいえない。
イエス・キリストの墓
ここがイエスの墓でありイエスの人生の終着点。ここでは定期的に聖歌が流れていて、世界中の巡礼者が祈りを捧げている。悲しみの道(ヴィア・ドロローサ)の終着点でもあり、観光客や巡礼者が溜まる場所だ。
エルサレムとパレスチナ自治区を通じてイエスの人生を歩んできた。イエスの人生を実感することができ、世界中のキリスト教徒がここを聖地と呼ぶのが実感できた。人生でここだけは絶対に行って欲しい都市は?と聞かれたら間違いなくエルサレム&パレスチナ自治区と答える。
キリスト教の他にもイスラム教、ユダヤ教もエルサレムが聖地とされているので、是非自分自身で行って聖地を体感して欲しい。
キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の教徒35億人の聖地エルサレムとは

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