宿泊施設のホテル、ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズの予約サイトを世界の使用途別にまとめた。私は実際に1年間かけて世界一周をしながら、あらゆるホテル宿泊予約サイトを利用してきたので、実践に基づく情報の完全版まとめだ。

ツアーや友人の家に泊まらなければ、これから海外に行こうと思っている全ての人にとって有効な情報かと思う。本記事を参考にして、自分に合うホテル宿泊予約サイトを利用して欲しい。

海外旅行は観光が全てではない、自分に合うホテルに泊まれば日中の疲れを癒すことができ、ゲストハウスでは海外旅行者・バックパッカー同士で友達を作ることだってできる。

使用用途別のホテル予約サイト紹介に入る前に、ホテル、ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズの違いについて簡単に触れたい。これを知っておくと、自分の目的に応じて宿泊施設予約サイトを使い分けることができる。

各宿泊施設の違いについてざっくり解説！

ホテル、ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズ、宿泊施設によってその呼称は異なる。バックパッカーであれば安宿のゲストハウス、ツアーやお金に余裕があればホテル、使用用途やエリアによって異なる宿泊施設の呼称をざっくり解説する。

ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズ！

ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズの3つは基本的に、複数人が一緒の部屋に泊まるドミトリーがある宿泊施設だ。メインの宿泊客は、長期で節約旅をしているバックパッカーだ。

バックパッカーは1ヶ月以上の長期で旅をすることが多く、様々な国を一気に周るので、事前に各国の情報を調べておくのは大変だ。そこで、ドミトリーに宿泊している他のバックパッカーとその都市について情報交換をし、意気投合すれば一緒に旅をして生涯の友人を作ることもできる。

また、ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズにはドミトリーと合わせて共有スペースがあることが多い。この共有スペースで毎晩、そこに泊まっているバックパッカーたちとお酒を飲み現地について情報交換をするのだ。

同じ宿泊施設を指すが、それはエリアによって呼称が異なる。アジアではゲストハウス、欧米ではホステル、オーストラリアではバックパッカーと呼ぶ。

共有スペースでみんなと仲良くなろう！

ホテルにはドミトリーや共有スペースがない！

紹介したホステル、ゲストハウス、バックパッカーズの特徴「ドミトリー」「共有スペース」がないものがホテルといえるだろう。同じホテルに宿泊している人たち同士の、コミュニケーションをとる場所が少ないという意味だ。

ホテルはそこに一緒に来た者同士で楽しむ場所で、ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズはそこで会ったもの同士が楽しむ場所と頭に入れておくと分かり易いだろう。

それでは、宿泊施設予約サイトを使用用途別に見ていこう！

ホテルは大概朝食がついてるよ！

アジアを旅行するならAgoda（アゴダ）を使おう！

Agoda（アゴダ）は、ホテル、ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズが共に揃っていて、アジアを旅する人の必須サイトだ。アジアの宿泊施設保有数が他のサイトに比べて断トツで一位。

尚且つ、宿泊施設を選ぶにあたって重要な口コミ・レビュー数が多い。宿泊者が実際にそこで体験したことを読むことができるので、宿泊施設を選ぶ指針にしてみよう。

事前にクレジットカードで決済をすることができるので、現地の通貨を持ち歩く必要もなく効率的だ。メンバー限定の割引キャンペーンもあるので、アジアを旅する機会があれば必ずユーザー登録をしておこう。

ちなみに、運営元はプライスライン・ドット・コム（Priceline Group）というアメリカに本社を置いている企業で、次に紹介するBooking.comもこの企業のサービスだ。

プライスライン・ドット・コム（Priceline Group）は、2005年にBooking.comを買収し、2007年にAgoda（アゴダ）を買収した。世界最大の宿泊予約サイトを保有する企業だ。

50万軒以上の豊富なラインアップ。最大75％オフでホテル予約！

全世界で使えて網羅的に宿泊施設が揃っているBooking.com（ブッキングドットコム）！

見出し通り、Booking.com（ブッキングドットコム）は世界中の宿泊施設を網羅したサイトだ。しかし、アジアに関しては掲載数がAgoda（アゴダ）よりも少ないので、アジアではAgoda（アゴダ）を利用しよう。

このBooking.com（ブッキングドットコム）の特徴は網羅率もその一つだが、なんといってもサイトの構造が見易い。宿泊施設の外観、内装、食事など宿泊する前に写真で確認することができる。

また、禁煙、キッチン、Wifi、レンタルサイクル、BBQキットの有無など、詳細に宿泊施設について知ることができるので、自分に合うものが探しやすい。

もちろんBooking.com（ブッキングドットコム）もまた、事前にクレジットカードで決済ができるので、現地通貨を持ち歩く必要はない。会員登録していれば一瞬で決済することができて、会員限定の割引メニューもある。

海外旅行に行くならまず、Booking.com（ブッキングドットコム）の会員登録を済ませておこう。

【Booking.com】世界のホテル割引予約

全世界のホテルに特化したExpedia（エクスペディア）！

ホステル、ゲストハウス、バックパッカーズではなくて、Expedia(エクスペディア）はホテル特化型のサイトだ。Agoda（アゴダ）とBooking.com（ブッキングドットコム）を運営するプライスライン・ドット・コム（Priceline Group）と競合する、この業界の2トップの内の1つだ。

Expedia（エクスペディア）は日本で積極的にプロモーションを行っているので、知名度も高いはずだ。メインの利用者はバックパッカーではなくて、ホテルを探していたり、ビジネスで海外に行くひとたちだ。

サイトがスタイリッシュに構成されていて、ホテルを探すのが楽しくなるようなサイト。お金に余裕がある人は、Expedia（エクスペディア）を利用しよう。こちらもまた、事前決済が当たり前にできる。

【Expedia Japan】旅行予約のエクスペディア！

日本の企業で安心！海外のサイトが不安ならJTBでホテルを予約しよう！

安定のJTB（日本交通公社）である。新卒の就職人気ランキングでは常に上位に入り、旅行が好きな人なら一度は使ったことがあるJTB。海外のサイトで不安であれば、JTBが一番である。

もし不安なことがあれば、そのホテルについて日本語ですぐに問い合わせることができる。他に紹介したサイトは、運営元が海外なので日本語で問い合わせることができない。ここが決定的に違う点だ。

JTBであればホテルの宿泊と合わせて航空券も簡単に購入できるので、合わせて購入したい人には効率が良いサイトだ。

【全く新しい海外予約 】航空50社×ホテル8万軒から自由に選べる＆格安！

宿泊予約サイトの使用用途まとめ！

Agoda（アゴダ）、Booking.com（ブッキングドットコム）、Expedia（エクスペディア）、JTBを紹介した。自分の泊まりたい宿泊施設、行きたい場所によって宿泊サイトを使い分けていこう。宿泊する場所が良ければ、旅行自体も充実すること間違い無し。

中々、こういった宿泊予約サイトをまとめた記事がなかったので、海外旅行者・バックパッカーには有効な情報かと思う。下記にて海外旅行者・バックパッカーに向けて共有頂ければ嬉しいです！

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