ラトビアの首都リガを屋根から見守る猫ちゃん!観光してみよう!
バルト三国の真ん中に位置するラトビアの首都リガ。このリガにて微笑ましくて可愛い猫ちゃんがいたので紹介しよう。猫と言っても生きている猫ではなくて、三角屋根の上にちょこんと乗っかっている黒猫の銅像だ。
ちなみに猫の銅像が乗っかっている家の名前は「猫の家」と呼ばれている。リガの観光名所になっているので、本記事を読んでリガに行く機会がある人は足を伸ばしてみよう。
猫の家を知るためにギルドを理解しよう!
今回紹介する猫の家だが、単なる猫のいる家ではなくて歴史がある。それを知るためにまずはギルドという言葉の意味を理解しておこう。
ギルドとは中世から近世にかけて、ヨーロッパの商工業者たちで結成された組合を指す言葉だ。排他的な組合を作り、営業の独占を図るためにメンバーが集められた。
しかし17世紀以降は、自由化の流れに乗ってギルド文化が衰退していってしまったのだ。
最近ではオンラインゲームやソーシャルゲームでギルドというキーワードが使われるようになったが、元々は商工業者たちの組合を指す言葉だったのだ。
それではギルドと「猫の家」がどう関係するのだろうか、早速見ていこう。
さて、猫の家を観光してみよう!猫ちゃんに癒されてねん!
猫の家は、ラトビアの首都リガにある旧市街に存在する。屋根の上の端と端に二匹の黒猫ちゃんが鎮座しているのだ。それでは、先程解説したギルドがどう関係していくか見ていこう。
リガには当時、ドイツ人が作ったギルドがあった。というのもリガの旧市街は12世紀にドイツ人によって作られたので、ドイツよりもドイツらしい街並みと呼ばれることもある。
しかしドイツ人のギルドはドイツ人限定のため、現地のラトビア人は入会することを許されなかった。
それに腹を立てたラトビア人、自宅の屋根の上に黒猫の銅像を取り付けた。ドイツ人のギルド会館にお尻を向けた猫を取り付けることで、怒りをあらわにしたんだそう。
そう、この猫ちゃんはリガを見守っているのではなくて、ドイツ人に対する怒りを表現したものだったのっだ。
その後に家主のラトビア人は長い裁判を経て、結局ギルドに入ることが許されたのだ。なので猫の向きは今ではギルドの会館を向いている。
それでは一体どんな猫ちゃんなのか写真と共に紹介していこう。尻尾も持ち上げてフンッとした姿がなかなか可愛いので、癒されること間違いなしだ。
いかがでしたでしょう。ラトビアは「バルト海の真珠」「バルトのパリ」と呼ばれるほど綺麗な街なので、観光していて楽しくなる。ぜひ、観光している最中は猫を探しながら上を向いて歩こう!
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