コペンハーゲンへ観光に行くなら無政府地帯クリスチャニアへ!
デンマークの首都コペンハーゲンにあるクリスチャニアについて紹介したい。コペンハーゲンには運河クルーズや博物館、衛兵の交代など観光名所が目白押しだ。
そんな中でも観光ガイドブックには載っていない、コペンハーゲンの中心にあるヒッピーの楽園ことクリスチャニア、という地区も合わせて観光して欲しいので本記事を書いた。
クリスチャニアはコペンハーゲンの中で、デンマークの法律外の独自ルールによって生活している地区だ。クリスチャニア内の一部の地区では撮影が禁止されていたり、日本では考えられないようなものがあったりする。
コペンハーゲンでちょっと変わった観光がしたいという人、デンマークの現地の人と関わりたいという人、冒険がしたい人は本記事を読んでクリスチャニアへ観光に出かけよう!
コペンハーゲンにある変わった観光地クリスチャニア!歴史を解説!
クリスチャニアは900人の居住者がいて、デンマーク内にありながら国旗や国歌が存在する。前述したようにデンマークの法律とは別に、独自のルールによって生活している。
では、そんなクリスチャニアはどうやってできたのか。元々この土地はデンマーク軍の所有地で、軍が撤退した後はホームレスや子供の遊び場として使われていた。
ホームレスや子供だけではなく、その土地には大量のヒッピーが住み始める。時間が経つにつれて手作りの家や建物、独自のルールやコミュニティーが出来上がった。
独立した学校、クリスチャニア手芸品やクリスチャニアバイクなど、独自の文化ができ始めた。
デンマーク政府はこの無法地帯クリスチャニアを正常化しようと試みたが、既に住んでいた人たちと対立し追い出すことはできなかった。そして、1971年に政府は社会実験としてクリスチャニアの存在を認めたのだ。
ちなみにこちらがクリスチャニアの国旗。3つの丸は「Christiania」のなかに3回出てくる「i」を表現している。初めてクリスチャニアに来た人が、大量の赤色と黄色のペンキを見つけたので、このような色になった。
毎年50万人が観光に来るクリスチャニアの特徴!
クリスチャニアはデンマークの法律が適応されないため、大麻が白昼堂々と売買されていたり、大音量で音楽が流れていたりして無法地帯といった感じだ。
それでも、クリスチャニア独自のルールによって秩序は保たれている。例えば窃盗、暴力行為、銃、刃物、防弾チョッキ、強い麻薬などは強く禁止されている。
クリスチャニアにあるものは全て手作りでできているので、コペンハーゲンの街並みと比べると全く違う。壁には落書き風なアートが描かれていたり、クリスチャニアバイクと呼ばれる三輪車が目立つ。
それではクリスチャニアの様子をお届けしよう!
クリスチャニアでは一部の地区で撮影が禁止されているので、全てをお届けすることはできない。全てを見たいという人は是非自分で観光することをお勧めする。
日本ではあまり有名ではないが、毎年50万人の観光客が訪れていて、コペンハーゲンの中でも4番目に大きな観光地として代表される。それでは、この謎めいたい無法地帯ことクリスチャニアを見ていこう!
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