ドバイはラスベガスの劣化版!2都市の共通点と違いについて
相当なお金持ちでないと、ドバイを目的とした旅行をするのは難しい。私はたまたま、ドバイで15時間のトランジット(乗り継ぎ)があったので、その時間を活用してドバイを観光してきました。
共通点が多いラスベガスにも行ったことがあるので、ドバイとラスベガスを比べて記事を書いていきます。
ドバイとラスベガスの共通点はカジノと砂漠
ドバイとラスベガスは金持ちやセレブが集まる街、カジノ、近代的な都市というイメージを誰もが持っていると思う。中でも最大の共通点は、砂漠のど真ん中に突如近代都市が建設されたということだ。ドバイとラスベガスの周りは、一面砂漠で建築物が一切ない。まさに砂漠のオアシスと呼ぶに相応しい光景が広がっている。
ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)の首長国の一つで、石油が採れる産油国。ドバイ自体はあまり石油は取れないが、UAE全体で採れる石油のおかげでオイルマネーが流れてくる。このオイルマネーを活用してインフラや観光資源を作り発展してきた。
ラスベガスは元々砂漠のオアシスで、オアシスを囲むように街があった。砂漠にある街はどうやっても発展が望めないため、試しにネバダ州がギャンブルを合法化して発展を望んだ。そして現在、カジノ産業として最も成功したのである。
ドバイはラスベガスの劣化版
ドバイには様々な世界一の観光名所がある。世界で最も高い建造物(828m)であるブルジュ・ハリファ、世界で最も高いホテル(321m)であるブルジュ・アル・アラブ、世界最大のショッピングモールであるドバイ・モール、世界一高い噴水、世界一広い空港、世界一長い無人電車、、などなどドバイには様々な「世界一」が存在する。
ドバイの街自体はそこまで大きくない、世界一高い建造物(ブルジュ・ハリファ)と世界一広いショッピングモール(ドバイモール)と世界一高い噴水は隣に併設されている。徒歩で簡単に街を一周することができるので、観光自体は1日か2日あれば終わってしまうだろう。
その裏では2009年に起きたドバイショックから立ち直れていないのか、至る所で建設途中のホテルやビルを見かけた。また、基礎工事のまま放置されている巨大な穴も見ることができる。この建設途中や建設中止の現場の数に驚いた。
電車から街を見渡すと至る所にあり、その放置された建設現場自体が観光名所になっていた。これはドバイのイメージからかけ離れていた。ドバイショックが起きたのが2009年だったので、あれから経済は持ち直したのかと思いきやそうでもないみたいだ。
ドバイはラスベガスを真似て噴水ショーや観光客を楽しませるような建造物を建築している。しかし、ドバイはカジノで稼いでいるのではなくホテルで稼いでいるので、街時代もラスベガス程明るい印象は持てなかった。
ドバイは観光客も少ない様に見えた。ラスベガスよりもドバイの方が宿泊費が高いのもあって、一部のお金持ちは宿泊して楽しめるが、それ以外の層はドバイを楽しむには難しいと感じた。なのでドバイとラスベガスのどちらが庶民でも楽しめるかと聞かれたら、私はラスベガスと答える。
また、本記事に倣って「バトゥミはシンガポールの劣化版!2都市の共通点と違いについて」という記事を書いている。合わせて読んでみて下さい。

チャンネル登録、宜しくお願いしますー!
関連記事
記事はありませんでした