バトゥミはシンガポールの劣化版!2都市の共通点と違いについて
ジョージア(グルジア)領のアジャリア自治共和国の首都バトゥミに行ってきました。海沿いにあるリゾート地で、街中にはカジノやロープウェイが走っていてシンガポールと似ていました。
以前、「ドバイはラスベガスの劣化版!2都市の共通点と違いについて」という記事を書いたので、それに倣って今回は「バトゥミはシンガポールの劣化版!2都市の共通点と違いについて」を書いていきます。
ちなみに今回紹介するバトゥミは、アジャリア自治共和国の首都ですが、ほぼジョージアと考えて間違いありません。言語、通貨、パスポートなどジョージアと変わらず、どの国もアジャリア自治共和国を国として認めていません。
バトゥミとシンガポールの共通点
シンガポールを訪れたことがあるなら、バトゥミに着いた瞬間にここはシンガポールなのか?と感じると思います。その共通点からバトュミはニューシンガポールと呼ばれていてます。
しかし、この都市の知名度はかなり低いので日本人の殆どが聞いたことがないはずです。それでは、この謎に満ちた都市バトゥミとシンガポールの共通点を見ていきましょう!

バトゥミの夜景
どちらの都市も海沿いで港湾都市
バトゥミ、シンガポール共に海に面していているので、どちらも漁港を通じて発展してきました。バトゥミは黒海沿いにあり、ヨーロッパとの船便を結ぶのに適した街です。シンガポールはご存知の通り岬の先にある国なので、こちらも港湾都市として適しています。どちらも小さい街なので、街を歩けばすぐに海が見えて開放感があります。
しかし、バトゥミは砂浜がなくて海沿いは全て砂利です。シンガポールは砂浜があり泳ぐことができるので、この点でバトゥミの方が劣っています。砂浜ではないので海沿いでは釣りをしている人が多く、シンガポールとは違った一面が見れて面白いです。

バトゥミの黒海沿い

釣りをする人たち。でも全然釣れてない…。
どちらの都市もカジノで繁栄
先ほど街を歩けばすぐに海が見えると記述しましたが、海と同じく街を歩けばすぐにカジノにぶつかります。シンガポールのカジノは有名ですが、バトゥミもまたカジノ都市なのです。街のランドマークと言われるビルにカジノが入っていたり、小さいカジノが至る所にあります。夜はカジノ沿いにリムジンが並び、活気ある街に変貌します。

バトゥミを象徴するランドマーク
教会とモスクの共存
これにはちょっと驚きました。バトゥミ、シンガポールのどちらの都市もキリスト教の教会とイスラム教のモスクが共存しています。
バトゥミがあるジョージア(グルジア)は、キリスト教国家として有名です。グルジア正教という言葉は聞いたことがあると思います。しかし、隣国のトルコがイスラム教のため、このバトゥミには多くのムスリムが移住して来ているので、街中にモスクが存在します。
シンガポールは、キリスト教18%、イスラム教15%という割合です。こちらも隣国のマレーシアがイスラム圏なので、多くのムスリムが移住して来ているのかもしれません。
宗教対立が世間を騒がしているこの時代に、同じ場所に異なる宗教の建物があると感慨深いものがあります。異教徒が共存しているにも関わらず、どちらの都市も治安が良いというのが共通点です。

キリスト教国家なのにモスク
バトゥミはシンガポールの劣化版
バトゥミとシンガポールの共通点を見てきました。港湾都市、カジノ、宗教の共存、ロープウェイ、街並みなどなど共通点はかなりあります。しかし、規模が全然違います。
バトゥミは砂浜がないことからリゾート感があまり出ていなく、カジノをしているお客さんがあまり多くありませんでした。知名度が低いことから旅行客も少ないので、街は閑散としています。しかし、街並みは綺麗で開放的な街ではあります。シンガポールの半分以下の物価なので、安くリゾート感を味わいたいならバトゥミをお勧めします。
下記にもバトゥミの写真を貼り付けてみました。また、ジョージア(グルジア)はあまり有名な国ではないので、下記の記事を読んで知識を付けてみるといいかもしれません。
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バトゥミの街中はロープウェイで移動できます

バトゥミの街並みはヨーロッパ風

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