コシャリはコスパ最強のエジプト料理！

エジプトはビザ有効期限の1ヶ月間まるまる滞在した。何故こんなに長く滞在できたかというと、エジプトは物価が安く魅力的な観光スポットが多いからだ。ピラミッド・スフィンクスや砂漠ツアー、世界一安くスキューバダイビングの免許を取得することもできる。

1ヶ月間エジプトの色々な都市を転々としていたが、一つ共通しているのが「どの都市に行ってもコシャリが美味しいということ」。はずれはない、どの都市で食べたコシャリも全て安く全て美味しかったのだ。

そんな私は、コシャリの魅力に取りつかれてしまいほぼ毎日と言っていい程、コシャリを食べていた。さて、ここではコシャリとは一体何なのか？味は？価格は？など記事を読めばコシャリの全てが分かるように書いてみた。

エジプト伝統の料理「コシャリ」とは一体？

エジプト国民やエジプトに訪れた人が最も愛する料理、それがコシャリなのだ。コシャリは炭水化物のオンパレードで、「米・パスタ・数種類の豆」の上に「トマトソース・オニオン・ガーリック」をかけ混ぜて食べる料理だ。

食材はシンプルでどの家庭でも作ることができる。見た目のシンプルに反して味はとにかく美味しい。スパイシーなトマトソースとオニオンが混ざり合い、なんとも言えないハーモニー。

コシャリが誕生したのは19世紀のエジプト。当時の人たちは冷蔵庫に何でもかんでも詰め込んでいた。そんな中で上記に挙げた食材が余りやすく、どうやって処理すれば良いのか考え、考えた末に行き着いたのが全ての食材を混ぜた料理＝コシャリだ。

自分でトマトソースをかけてかき混ぜるスタイル。レモンとチリソースはお好みで。

このコシャリ、美味しいのは勿論だがとにかくコストパフォーマンスが最強。炭水化物のオンパレードなのでお腹にたまりやすい。コシャリ一つで腹八分目を超える勢いだ。そして価格、コシャリで一つで100円を超える事はまずない。店内で食べるよりも持ち帰りの方が数十円安いのでいつもそうしていた。

コストパフォーマンス最強のコシャリ。街中ではコシャリ専門の店が数多くあるので、誰でも1日1コシャリをすることができる。店によって食材の組み合わせや、使う食材の量が違ってくるので色々試して欲しい。エジプトの印象でまず第一に出てくるのがこのコシャリである。

持ち帰りにしてもトマトソース、チリソースを別にしてくれる。お好み味のコシャリを作ろう。

エジプト人の国民食とも言える「コシャリ」、作る店によって味が異なるので、エジプトに行った際は是非色々な店でコシャリを食べてみよう。

何年も前にフジテレビの「トリビアの泉」でスフィンクスの見つめる先には、ケンタッキーフライドチキンがあるとのトリビアが披露されていた。古代の歴史を誇るスフィンクスと現代の象徴ともいえるファーストフードのマッチング。その当時、いつか実際に行って確認したいなと思っていたが、ようやくそれが実現できた。

エジプトから南西へバスで5時間行った所にバフレイヤオアシスがある。まるで火星のような黒砂漠、辺り一面真っ白の白砂漠、キラキラと光るクリスタルマウンテン、満天の星空に変貌する砂漠の夜。思い出に残る砂漠での日々を記事にしてみた。

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