イランの観光名所であるモスクを一挙公開!都市ごとにまとめました!
イランの主要都市であるシーラーズ、ヤズド、エスファハーン、テヘランを周ってきました。どの都市にも息を飲むほど綺麗なモスクがあり、イラン独自の表面に施された幾何学模様には圧倒された。
イランはあまりにもモスクの数が多い為、観光名所で有名なモスクをピックアップして都市別に紹介していきます。各モスクの紹介では写真を載せていますので、繊細に描かれた模様や建築の美しさを堪能してしてみください。それでは、どうぞ。
シーラーズ
マスジェデ・ナスィーロル・モスク(ピンクモスク)
ここ数年で有名になったマスジェデ・ナスィーロル・モスク(ピンクモスク)。なぜ、有名になったかというとイギリスの旅行系雑誌がこのモスクを奇跡のモスクと紹介したからである。
写真を見ての通り、このモスクは色鮮やかなステンドグラスにより美しく変貌する。この光景は朝方の朝日が差し込む時間帯にしか見れない。床にはペルシャ絨毯が敷き詰められていて、その上に色鮮やかな光が落ちる。これはこの世のものとは思えないような感覚になりました。
シャー・チェラーグ廟
このモスクは他のモスクとは一味違う、中に入ると誰しもが「万華鏡の中にいるみたい」と思うだろう。モスクの規模にはもちろん圧倒されるが、内部の装飾がきらびやかでそれはそれは美しい。天井を見上げるとあまりの輝きに眩しくなるほどだ。このモスクは現実感を喪失するほど美しいので、イランに行くなら絶対外さないで欲しい。
ヤズド
マスジェデ・ジャーメ(金曜日のモスク )
マスジェデ・ジャーメは金曜日のモスクという意味で、金曜日に集団礼拝が行われるモスクのことをさす。実は、街で一番大きなモスクにマスジェデ・ジャーメという名前が付けられるため、各都市にこのモスクは存在する。
このマスジェデ・ジャーメが特徴的なのは、イランで一番高い塔(ミナレット)を持っているということ。高さが52mなのでどこにいてもこの塔は見える、ヤズドのランドマークだ。
毎週金曜日の集団礼拝に異教徒は参加できないが、外からその様子を伺うことはできる。尊厳とした人の信教心には心打たれるものがあるので、是非機会があれば金曜日にマスジェデ・ジャーメへ行って欲しい。
エスファハーン
イマーム・モスク(マスジェデ・イマーム)
イラン最大の広さを誇るモスクだ。このモスクは過去何度も紛争や戦争などにより破壊されてきているが、その度に改修と造建築をしている。造建築をしているからこそこのマスジェテジャーメは、所々各時代で模様が異なる。
シェイクルトフォラーモスク(マスジェデ・シェイフ・フォッラー)
最後にこのモスクを紹介しよう。ここはモスクの天井に螺旋状の窓が設置されていて、光の入り方で内部の模様が変わって見える。昼は黄色に、夕方は薄いピンク色になるので時間を変えて何度か行ってみると面白い。
まとめ
イランにはたくさんのモスクがあるが、各都市、各モスクによって内部が異なるので面白い。同じモスクでも日の入り方で違った形相になるので、時間をかけて観光して欲しい。
しかし、イランは危険で治安が悪いといったイメージを持っている人が多いだろう。そんな方のために、イランに対する不安を解消するための記事を書いた。綺麗なモスクは見てみたいけどイランは危ないんじゃ、、と思っている方は是非読んでほしい。
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