グルジア(ジョージア)はワインの発祥地!どの宿もワイン飲み放題!
つい先日、アルメニアの宿は豪華な設備を備えているにも関わらず、格安だからホテル暮らしができるという記事を書いた。しかしアルメニアの北にあるグルジア(ジョージア)も負けていない。この国はワインの発祥地という理由から、どこの宿でもワインが飲み放題なのだ。
アルメニア程の豪華な設備を備えているわけではないが、宿に泊まっていればいつでもワインが飲み放題というのは魅力的だ。そして、相場は1泊500円ほどだ。Booking.comでグルジアの安宿を探してみるといい。
ワインの発祥地ということで、日本のスーパーで安く売ってるものとは比べ物にならないくらい美味しい。そこで今回はグルジア(ジョージア)のワインについて紹介していきたい。
ちなみに2014年にグルジアはジョージアという名称に変更された。グルジアという発音はロシア語から来ていて、これを嫌ったグルジアが英語の発音であるジョージアに変更を求めたのだ。
グルジア(ジョージア)でワインが発祥した
ワインといえばボジョレーヌーヴォーの産地であるフランスを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、ワインが発祥した国はトルコの東側、黒海とカスピ海にはさまれたジョージアなのだ。その歴史は長い。
ジョージア=Giorgiaはギリシャ語で農業技術という意味がある。ジョージアは8,000年も前からワインの製造を始めていて、ギリシャや諸外国にワインを輸出していたのだ。クヴェヴリというグルジア(ジョージア)伝統の土器を使いワインを製法していた。
今もこの伝統は続いていて、同じ製法でワインが造られている。このクヴェヴリを用いた製造方法は、ユネスコの無形文化遺産として登録もされているので、ワイン好きなら誰もが知っているだろう。
ジョージアでは多くの家庭でワインの製造をしている。余るほどワインが製造できるので、現地の人々は夕方からワインを飲む人が多い。下記の写真でジョージア人が片手に持っているのがクヴェヴリだ。一般家庭でもワインを製造するための部屋が設けられている。

ジョージア人は基本的にお酒に強い。一緒に飲んで吐きました…。

至る所にワインショップがある。試飲してベロベロに…。
グルジア(ジョージア)は宿でワインが飲み放題!
前述した通りジョージアは、どの家庭でもワインを製造しているのでワインが余りに余っている。ぶどう畑が多くていくらでも作れるため、ワインにそこまでコストがかからない。なので、どの宿でも宿泊すればいつでもワインが飲み放題なのだ。夢の様な宿である。

ワイン飲み放題と夕食付きで1泊500円ほど。

ジョージアでは、牛や羊の角を塗り抜いたコップでお酒を飲むのが伝統的だ。

現地の人はワインを水のように飲むので怖い…。
ジョージアの宿に宿泊しなくても、ジョージア産ワインを日本でも飲むことができる。Amazonやワインショップなどでも販売しているので、発祥地への想いを込めて一度試してみては。想像以上に美味しいですよ!
ワインのおつまみに最適なチーズやお肉なんかもジョージアで格安に購入できる。美味しいワインと美味しいおつまみ、日本でも至福なひと時を体感してみよう!グルメソムリエというサイトで美味しいおつまみを買うことができるので合わせどうぞ。

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