モロッコの迷路のような雑踏「スーク」が予想以上にカオス!
モロッコの各街には「スーク」とよばれる場所がある。スークとは市場のことを指し、様々な雑貨、食材、伝統工芸品、お土産など国中にある全ての品物が集結している。
スークは主にムスリム圏で使われる言葉だ。今までに様々なスークに行ってきたが、モロッコのスークは他の国のスークと比べるとに一線を画す。なんといってもその迷路のような雑踏は、一度入ってしまったら迷子になって出てこれないような混純とした場所である。新宿駅よりも難易度が高い。
モロッコのすぐ北にはスペインがある。アフリカの玄関口ともされるモロッコは、ヨーロッパとアフリカの文化が入り混じる。昔は、商業をするために色々な物を乗せたキャラバン隊が、サハラ砂漠を超えてモロッコを目指した。
モロッコの主要都市であるマラケシュ、フェズ、カサブランカ、タンジェや他の都市でもスークは存在する。そんなモロッコの迷路のような雑踏「スーク」を写真と共に紹介していく。
それでは、塔(ミナレット)と門を抜けてスークに入ってみよう!
モロッコの各都市はメディナとよばれる旧市街と新市街に分かれていて、スークは旧市街にある。どのスークにも、入り口には街のシンボルとなる高い塔と歴史ある門がある。
スークに行こうと思ったらまずは、この高い塔を目指せばいい。この塔はミナレットと呼ばれる、イスラム教の礼拝の時間をお知らせするためのスピーカーだ。
イスラム教徒は1日5回礼拝しなくてはならなくて、その時間が来る度にミナレットからお知らせの合図が流れる。このお知らせはアザーンと呼ばれる。
スークに入ったらそこには、迷路のような雑踏が!
写真を見てわかるように、そこには雑踏が広がっている。思いのままに歩いてもいいし、お気に入りの品を探しながら歩いてもいい。
疲れたら屋台がたくさんあるので、コーヒーやフルーツを食べて休憩をしてもいい。モロッコはオレンジが取れるので、オレンジジュース屋さんがいたるところにある。
また、店だけではなく果てしない数の催し物がある。スークに来ている人たちが勝手にやっているイベントだ。ボクシング、手品、ゲーム、伝統ダンス、カラオケなど、現地の人たちが好き勝手に色々なことをしている。
夜のスークが真骨頂!昼と違いスークはもっとカオスに!
夜のスークは、それはもう見たことないくらい混沌としている。そこら中でダンスやら伝統楽器の音楽が聞こえてきて、店の人たちは観光客を引きとめようと大声で叫んでいる。
夜のスークを散歩する時は、貴重品に気をつけたほうがいい。昼と違い人の数は増え、明かりがないところもあるので注意しよう。貴重品を持ち歩かないようにすれば危険ではないので、夜のスークは必ず行こう。
モロッコにいる間は毎日スークに出かけ、モロッコを感じよう!
モロッコの記事は他国の記事に比べて写真が多い。何故かというと、言葉では表せないようなカオスな場所は、写真で見せた方がインパクトがあるからだ。
スークに行けば歩いてるだけで現地の人から再際なく話しかけられるので、いやでも現地の人と交流ができる。アフリカは病気や犯罪が横行していて、アフリカで一番安全に観光できる国がモロッコと呼ばれている。
2番目にアフリカで安全なのがエジプト。この国もアフリカの魅力がつまったような国なので、合わせて読んでみると面白い。
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一番行きやすいアフリカの国モロッコ、もし行く機会があれば毎日スークに繰り出し、自分の肌でモロッコを体感してほしい。
ちなみに、私は前からモロッコに憧れていた。私に旅するきっかけを与えてくれたローバートハリスと、本サイトのタイトル「On The Road」の著者ジャックケルアックの、モロッコでの生活に魅力を感じたからだ。
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