フィンランドの首都ヘルシンキ!絶対に外せない観光名所まとめ!
フィンランドの首都ヘルシンキ、私は現地の人の家を渡り歩いて1週間程滞在した。旅行のガイドブックに載っているような観光名所から、地元の人しか知らないような場所まで、旅行者としてヘルシンキを人一倍楽しんだように思う。
そこで今回は、フィンランドの首都ヘルシンキの観光名所をまとめてみた。ヘルシンキへ行く方は、本記事を読んで観光の予習をしてもらいたい。それでは、ざっくりとヘルシンキの基礎知識から入れておこう。
首都ヘルシンキは140万人の人口を誇る、これはフィンランドの全人口の25%がヘルシンキに住んでいる計算になる。企業や人口が集中しているにも関わらず、景観は統一されていて美しい。ヘルシンキ以外の主要都市にも行ったが、やはり人口が集中しているヘルシンキが局所的に発展しているように感じる。
また、ヘルシンキはEU加盟国の中で最北に位置する100万人以上が住む都市である。100万人以上が住んでいる大都市にも関わらず、丸一日太陽が沈まない白夜や、丸一日太陽が昇らない極夜を体験することができる。これは日本では絶対に体験できない現象なので、不思議な感覚になる。
ロシア、スウェーデン、エストニアに船で渡航することができるので交通の便もよし。地元のフィンランド人は、税金の低いエストニアにお酒を買いに行ったり、週末の度に国を跨いで旅行をしている人が多い。
それでは、写真と共にヘルシンキの観光名所を見ていこう!
映画「かもめ食堂」の舞台となったカハヴィラスオミ!
2006年に公開された映画の「かもめ食堂」、大ヒットを記録した映画なので知っている人も多いのではないだろうか。
かもめ食堂は全てヘルシンキで撮影された映画だ。本作品ではヘルシンキの主要の観光名所が多く登場する。なので、フィンランドへ旅行へ行く人は是非とも本映画を見て行って欲しい。
映画のメイン舞台となるかもめ食堂は、実際にヘルシンキにあるカハヴィラ スオミ(Kahvila SUOMI)というカフェを舞台にしている。ここは日本人だけの観光名所なので、多くの日本人観光客の溜まり場となっている。私が行った時も10人くらいの団体が入っていた。
店には日本語で「かもめ食堂」と書いているので簡単に見つけることができるはずだ。店内も映画のようなほのぼのとした雰囲気が漂っていて、これがまた味を出している。
ヘルシンキの象徴!青と白が美しいヘルシンキ大聖堂!
ヘルシンキの国旗である青色と白色を象徴するかのようなヘルシンキ大聖堂。小高い丘に立っていて、目の前にはフィンランド人の憩いの場のセナーティ広場がある。ヘルシンキに来たらまず行くところなので、多くの観光バスがこのヘルシンキ大聖堂に集結していた。
色合いが綺麗で穏やかなので、いつまでここに滞在していたい気分にさせてくれる大聖堂だ。小高い丘という立地柄、遠くにいてもヘルシンキ教会を見つけることができる。
外見と同じくヘルシンキ教会内も至ってシンプル。2階にパイプオルガンがあるがそれ以外は殺風景だ。こういった着飾らない教会は他には中々ないだろう。勿論日中は無料で入ることができる。
岩をくり抜いて造られた岩の教会!テンペリアウキオ教会!
テンペリアウキオ教会は岩をくり抜いて造られた迫力満点の教会だ。写真を見て分かる通り、大きな窓から光が溢れて幻想的な雰囲気を出している。予算の都合上4分の1の大きさに縮小されたのは残念だが、それでもかなりの広さだ。
今まで見たことのないような面白い建築なので、是非休憩がてら椅子に座って教会の構造をじっくり見て欲しい。光に包まれて神秘的な気持ちになること間違いなしだろう。
壁はくり抜かれた岩がそのまま残っていて、この岩が良い音響効果をもたらしてくれる。テンペリアウキオ教会では定期的にコンサートが開かれているので、都合が合えばぜひ岩の音響効果を確かめに参加して欲しい。
ヘルシンキからフェリーで15分!世界遺産のスオメンリンナの要塞!
ヘルシンキにある世界遺産のスオメンリンナの要塞には、フェリーで15分で行くことができる。このスオメンリンナの要塞は歴史が深い場所なのでざっくり解説する。
そもそも、スオメンリンナ(Suomenlinna)とはフィンランド語でフィンランドの城砦という意味だ。フィンランドの独立以前から要塞として使われ、他国の侵入を防ぐ役割を果たしていた。
フィンランドがスウェーデンに征服されていた1700年代、隣国のロシアを恐れたスウェーデンがスオメンリンナ要塞を建設した。しかし、1800年代にフィンランドがロシアに征服されると、スオメンリンナはロシアの要塞として機能を果たした。
1917年にフィンランドが独立した際に、スオメンリンナ要塞はようやくフィンランドのものとなったのだ。3国に渡って使われたスオメンリンナ要塞は、3ヶ国ともにゆかりある場所として観光客で賑わう。
30分もあれば島をぐるっと周ることができるほど小さな島だ。島のあちこちに要塞として使われていた大砲が残っていて、歴史博物館では当時の面影を見ることができる。このスオメンリンナ要塞、今では現地の人の憩いの場となっていて、晴れた日にはピクニックに行く人で賑わう。
また、ヘルシンキに住んでいる人は結婚式をスオメンリンナで上げることを夢見ている。1年先まで結婚式の予定が埋まっていてるので、実現するのは中々難しいそう。
フィンランドといえば森と湖!自然を堪能したければシベリウス公園へ!
フィンランドといえば自然溢れる森と湖を想像する人が多いと思う。首都ヘルシンキにも森と湖を楽しめる公園が存在する、それがシベリウス公園だ。
シベリウスとはフィンランドを代表する作曲家の名前で、シベリウス公園にはシベリウスに関する一風変わったモニュメントがある。その中でもパイプを集めたモニュメントが一番目立っていた。
シベリウス公園は湖沿いに佇んでいて、歩いているだけで森林浴をすることができて、緑豊かな公園に心が浄化されること間違いなしだろう。最初に紹介したかもめ食堂のポスターはこのシベリウス公園で撮影された。
本当はフィンランドの田舎に行って森の中で自然を満喫して欲しいのだが、時間に余裕がないという方はシベリウス公園でフィンランドの自然を堪能しよう。
フィンランドの首都ヘルシンキ!絶対に外せない観光名所まとめ!
いかがでしたでしょうか。ヘルシンキは首都にも関わらず美しい景観が残されていて、尚且つ自然が溢れている。これからヘルシンキへ行く方は本記事を参考にして観光名所を周っていただきたい。
ヘルシンキは小さい街なので、今回紹介した観光名所を全て徒歩で周ることができる。また、ヘルシンキは港町なので街中にかもめが飛んでいて、牧歌的な雰囲気をかもし出してくれる。
歩いていて楽しくなるような街なので、バスを使ってもいいが是非自分の足であちこち周ってみて欲しい。歩き疲れたらかもめ食堂でコーヒーを飲むもよし、スオメンリンナ要塞でピクニックするもよし、シベリウス公園でリラックスするもよしだ。
以下にフィンランドに来たら挑戦して欲しいサルミアッキ、フィンランドのサウナ文化についての記事を記載した。少しでも多くフィンランドの知識を入れて旅行をより充実させよう!
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