ブラジルとアルゼンチンに跨るイグアスの滝。世界の三大滝である「イグアスの滝」「ナイヤガラの滝」「ビクトリアの滝」の一つはであるが、「イグアスの滝」は他の二つの滝に比べて群を抜いて規模が大きい。

滝幅が4,500mで滝の落差は82mもあるのでその巨大な規模を想像できるかと思うが、なんといっても水量が毎秒6万5千tと桁外れなのだ。膨大な水量が滝の上から落ちていくが、落差が82mもあるので一部は霧になるほど。

また、滝壺にぶつかる水の轟音、舞い上がる水煙、滝に架かる虹、何を持ってしても世界最大の滝であり絶景で迫力満点だ。そんなイグアスの滝へ行ってきて、滝壺に突っ込むボートツアーにも参加してきたので、その模様をレポートしたい。

まず初めに、イグアスの滝の基礎情報から見ていこう。

世界最大の滝は「イグアスの滝」！

イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの両方で世界遺産に登録されていて、滝を含むイグアス国立公園も同じく登録されている。

12月から2月は雨季の時期になるので水量が増す。この時期はハイシーズンになるので観光客は多くなるが、水量は乾季に比べて圧倒的に増えるので、イグアスの滝に圧巻されたいなら雨季をお勧めする。

雨季の時期にイグアスの滝を見たアメリカのルーズベルト元大統領夫妻は、カナダのナイアガラと比べたのか「可哀想な私のナイアガラよ」と言ったそう。

イグアスはもともと現地のグアラニ族の言葉で「大いなる水 (Y Guazú)」という意味を指す。その名の通り、イグアスの滝は275の滝で形成されていて、いつ行っても大いなる水を吐き出している。

滝壺にぶつかる水が水煙となって上がってくるので、イグアスの滝は近づいただけでずぶ濡れになるほどだ。

ジャジャーン！

イグアスの滝はアルゼンチン・ブラジルのどちらで観光する方が良い！？

アルゼンチンとブラジルのどちらでもイグアスの滝を観光することができる。しかし、イグアスの滝が見えるポジションが違ったり、ボートツアーに参加できる場所があったりするので、自分がどのようにイグアスの滝を堪能したいのかを考えて、アルゼンチンかブラジルかで決めよう。

アルゼンチンから見るイグアスの滝！

アルゼンチンからイグアスの滝へ行くには、プエルト・イグアスという街を経由しよう。

アルゼンチンからは、イグアスの滝の最大名所である「悪魔の喉笛（Devil’s Throat）」を真上から見ることができる。悪魔の喉笛とは、イグアスの滝の中で最大の落差である82ｍで水が落ちていく場所である。

この最大の落差を大量の水が落下している様子を見ることができるのだ。ちなみに、悪魔の唸り声のような轟音が常に聞こえてくるので、悪魔の喉笛と呼ばれているそう。

アルゼンチンから観光するイグアスの滝で最大の魅力は、ボートで滝壺に突っ込むツアーを開催していること。実施に参加してきたが、滝壺に入った瞬間に水しぶきの多さで完全に呼吸ができなくなるほどだ。

ずぶ濡れという表現どころの水量ではない、海が上から降ってくると形容した方が分かりやすいだろう。

これが悪魔の喉笛なりい！！

よーく見て、右下に虹があるよ！

ブラジルから見るイグアスの滝！

ブラジルからイグアスの滝へ行くにはフォス・ド・イグアス を経由しよう。

ブラジルから見るイグアスの滝はアルゼンチン側とは異なる。エレベーターを使って上に上がることができたり、滝つぼ観光桟橋という歩いて滝壺を周ることができる橋もあるのだ。

また、先ほどの悪魔の喉笛やイグアスの滝全体を対岸から一望することができるのが、ブラジル側の魅力だろう。多くの滝をじっくりと見たい方にはブラジルをお勧めする。

ブラジルからはイグアスの滝の全体を見れるなりよ！

イグアスの滝は絶景！ボートツアーで滝つぼに突っ込もう！

それでは最後に、世界最大の水量を誇るイグアスの滝へボートで突っ込むツアーの模様をお伝えしよう。果敢にも滝つぼの直前まで動画を撮っているので、そのとんでもない水量を見れば驚くはずだ。

それでは、絶景なイグアスの滝を堪能してみよう！

さて行くなりか！右がひーやんなり（ﾋｿﾋｿ

さぁ、イグアスの滝に突っ込むどおおー！

緊張してきますた…。

うへえ、やっと呼吸ができるう！

シビちゃんびちょ濡れで汚れちゃいました・・

南米・南アメリカを旅行するならこれを読め！

南アメリカこと南米は地球の陸地面積の12%を誇り、日本の裏側に位置する大陸だ。そんな南米・南アメリカへ数ヶ月ほど滞在して周遊してきたので、その内容をここにまとめている。

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