ノアの箱舟の残骸はアルメニアにある!

ノアの箱舟の残骸はアルメニアにある!

 

ノアの箱舟という言葉は誰しも聞いたことがあるだろう。私も聞いたことはあったが、その内容については知らなかった。ましてやノアの箱舟の残骸がアルメニアに存在すると聞いて驚きを隠せなかった。なぜなら、ノアの箱舟は神話上のものだから実物なんて存在するはずがないと思っていたからだ。

そんな疑心暗鬼の中、アルメニアに存在するノアの箱舟の残骸を実際に見てきた。ノアの箱舟の内容について、その現実性について、最後に実際のノアの箱舟の残骸をご覧いただきたい。

 

旧約聖書の創世記に登場するノアの箱舟の物語とは

ノアの箱舟は旧約聖書の創世記に登場する。旧約聖書をバイブルにしているのはユダヤ教、新約聖書をバイブルにしているのはキリスト教なので、ノアの箱舟の物語はユダヤ教徒によるものだ。下記に創世記に登場するノアの箱舟の部分を抜粋した。

神は地上に増えた人々が悪を行っているのを見て、これを洪水で滅ぼすとノアに告げ、ノアに箱舟の建設を命じた。ノアとその家族8人は一生懸命働いた。その間、ノアは伝道して、大洪水が来ることを前もって人々に知らせたが、耳を傾ける者はいなかった。

ノアは箱舟を完成させると、家族とその妻子、すべての動物のつがいを箱舟に乗せた。洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくした。水は150日の間、地上で勢いを失わなかった。その後、箱舟はアララト山の上にとまった。

要するに神は、ノアとその家族や動物以外の悪を滅ぼそうとしたわけだ。ユダヤ教は選民意識の強い宗教で、基本的にユダヤ教徒以外は救われなくていいと考えている。こういった思想が如実に旧約聖書に現れている。悪を滅ぼした後に神はこのような行いをしている。

ノアとその息子たちを祝福し、ノアとその息子たちと後の子孫たち、そして地上の全ての肉なるものに対し、全ての生きとし生ける物を絶滅させてしまうような大洪水は、決して起こさない事を契約した。神はその契約の証として、空に虹をかけた。

もうこのように悪を一括りに殺すことはないと約束している。実はこういった大洪水を題材にした物語は他にも多数存在する。ギリシャ神話やインド神話、中国神話やホピ神話(アメリカ)にもこのような終末的な大洪水の物語が登場するのだ。その物語ができた当時、ギリシャ・インド・中国・アメリカがお互いに連絡を取れるはずがないので、こういった共通点を見るに偶然とは思えなくなってくる。

このノアの箱舟の物語は映画化されている。忠実に再現とまでにはいかないが、ノアの箱舟が登場した背景やノアの心情などがうまく表現されていて、世界各国で大ヒットしている。

こちらがノアの箱舟

こちらがノアの箱舟

 

洪水後に神がアララト山に虹をかけた画

洪水後に神がアララト山に虹をかけた画

 
 

ノアの箱舟が辿り着いた先はトルコにあるアララト山

創世記の抜粋にも登場したが、ノアの箱舟が辿り着いた先はアララト山と言われている。これはトルコの東部に存在していて、ユダヤ教発祥の地である中東からはまずまず離れている。

大アララト山と小アララト山の2つの山の総称としてアララト山と呼ばれていて、高さは5,137mだ。景観は非常に富士山に似ていて美しい。神が大洪水の後に虹をかけたアララト山は、さぞかし美しかったことだろう。

このノアの箱舟の物語を信じている考古学者や研究者は、アララト山でノアの箱舟を見つけるべく必死に調査を続けた。そして、アララト山の頂上付近でノアの箱舟の残骸が見つかったのだ。残骸である木材を測定したところ、ノアの箱舟が到着したと言われている4800年前のものと断定できた。

この発見をきっかけに各国が調査に乗り出し、イカリや箱舟のパーツなども出土している。こういった発見や最新の科学技術から年代測定の結果を見てみると、ますますこの物語が本当に起こったのかのように思えてくる。神はいないにしても、大洪水が起きたのは本当かもしれない。

上部に雪が積もっているので富士山そっくり

上部に雪が積もっているので富士山そっくり

 
 

ノアの箱舟の残骸が展示されてるエチミアジン修道院

アルメニアは301年に世界で初めてキリスト教を国教にした。エチミアジン修道院は世界最古の教会として世界遺産に登録されていて、アルメニアのキリスト教の総本山だ。ここにアララト山で見つかったノアの箱舟の残骸が展示されている。実はこのエチミアジン修道院はにはロンギヌスの槍も展示されている、なんて豪華な修道院だろう。

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本当にノアの箱舟は存在するのかも知れない、、と思ってきたところで、実際にエチミアジン修道院に展示されている、ノアの箱舟の残骸を見てみよう。

これが世界遺産に登録されているエチミアジン修道院

これが世界遺産に登録されているエチミアジン修道院

 

十字架が貼り付けてある木材がノアの箱舟の残骸

十字架が貼り付けてある木材がノアの箱舟の残骸

 
このようにノアの箱舟の残骸は、アルメニアのエチミアジン修道院に行けば誰でも見ることができる。アルメニアに訪れて実際に見てはいかがでしょうか。そしてアルメニアには、ノアの箱舟の残骸とロンギヌスの槍以外に、ホテル暮らしができる格安の豪華ホテルが存在する。

アルメニアに行けば豪華ホテルでくつろぎながら、気分転換に観光といった生活が待ってますよ。

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