マケドニアの首都スコピエは世界一奇妙な街!?その実態に迫る。
マケドニアの首都スコピエという街に行ってきました。マケドニアがどういう国なのか、どういった歴史がある国なのか、それについては「マケドニア共和国の呼称問題・国旗問題について解説します!」に記載していますので読んで見てください。呼称問題と国旗問題は今でも抱える大きな国際問題なので、知っている人も多いかもしれません。
今回は、マケドニアの首都スコピエに実際に行ってみて思ったこと、タイトルにある通り奇妙過ぎる首都について書いていきます。首都にも関わらず、どこかのテーマパークみたいな街並みになっていて面白いですよ。常に「一体この街はなんなんだ…!?」と思いながら歩いていたので、その感覚を皆さんにも伝えたいです!
マケドニアの首都スコピエは銅像だらけ!?
マケドニアの首都スコピエを歩いていると、そこら中で銅像を見かけます。観光都市であれば一つや二つはあって当然ですが、ここスコピエの銅像は数が尋常ではないです。もはや通行人よりも多いんじゃないかと思うくらい、色々な場所で見かけます。土手でくつろぐカップル、道端でおしゃべりする人たち、人間だと思って近づくとと銅像なので本当に驚かせれます。奇妙です。
その銅像一つ一つに名前が書いてあるわけではないので、どういった歴史を持つ人物なのかは判断がつきません。アレクサンドロス大王と、スコピエ出身のマザー・テレサの銅像は判断がつきましたが、それ以外は殆ど適当に作った銅像なのかも知れません。
しかし、アレクサンドロス大王の出身地はマケドニアではなくギリシャです。重複しますが詳しくはマケドニア共和国の呼称問題・国旗問題について解説します!にて。
スコピエになんでマザー・テレサの銅像があるのか調べてみたら衝撃の事実が。マザー・テレサはマケドニアで生まれたアルバニア人って知ってました!?
なぜ街中の至る所に銅像があるのか、疑問に思ったので宿のスタッフに聞いてみると、国が観光客を誘致するためにやたらと銅像を作ったらしい。どうやら現地の市民たちもからの評判も、あまり良くないんだとか。
マケドニアの首都スコピエはロンドンバスだらけ!?
銅像に負けず劣らずスコピエには、ロンドンバスがそこら中で走っています。ほぼ全てのバスが、2階建てで赤色でお馴染みのロンドンバスです。以前、ロンドンに行ったことがありますが、本場よりもロンドンバスが密集してるように思います。こちらも疑問に思い宿のスタッフに聞いてみると、同じく観光客誘致の一つでロンドンバスを採用したらしい。
ロンドンバスがスコピエの街全体をお洒落に仕立て上げていますが、名目GDPが世界100位以下ということで決して裕福な国ではありません。他にもパリの凱旋門があったり、大きなスーパーマーケットがあったりして謎が深まるばかりです。あまり裕福ではない国がこういった街を作るなんて、マケドニアは少し見栄っ張りなところがあるのかなと思います。
マケドニアの首都スコピエは世界一奇妙な街!?
このように、自国の経済規模ではありえないような街づくりをしているマケドニアの首都スコピエは奇妙です。街中に銅像があり、道路は赤色のロンドンバスで埋め尽くされています。今まで世界中の様々な街に行きましたが、ここまで違和感を感じる街はなかったので記事にしてみました。
マケドニアに行く機会があれば、首都のスコピエに立ち寄ってなんともいえない奇妙さを感じてみてください!
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