【留学で人生を棒に振る日本人 – 栄陽子】留学斡旋会社に騙されない留学&リベラルアーツカレッジ
私自身、一ヶ月と短い期間ではあるがロサンゼルスのレドンドビーチに留学をした経験がある。EFという私立の語学学校を利用した。やはり米国ということもあり学校は日本人だらけ。語学留学に来たのにも関わらず日本人集団で固まってしまった。私は一ヶ月で思い出作りという軽い気持ちで留学したから良かったものの、本気で英語を勉強したい人にとっては語学学校以外に違う道が存在する。
次に、1ヶ月間フィリピン留学を経験した。ここは、本気で英語を学びたい人が集まり、1日中英会話をし宿題もかなり出されるといったスパルタ教育だ。
格安フィリピン留学を1ヶ月間して英語は果たして上達するのか!?
本書は英語を学びたければ、リベラルアーツカレッジに入学せよと示唆している。また、留学斡旋会社はお金儲けのことしか考えていないので留学後のサポートが手薄い。斡旋会社の言いなりになるのではなく、ある程度留学に関して知識を得ないと損をすることになる。そのために本書は存在する。
下記の写真は留学時代の思い出が詰まったレドンドビーチである。
リベラルアーツカレッジとはなにか
リベラルアーツカレッジとは、幅広い教養や考える力の修得を重視した学校である。そもそもリベラルアーツとは、文系理系に捉われない知識や教養の意味であり、最近では国内でもリベラルアーツを授業に取り入れている学校が増え始めている。
リベラルアーツカレッジの授業は、予習を前提としたディスカッションがメインであり考える力や個性に主きを置く。日本では考えられないようなスタイルだ。
なぜ、語学学校ではなくリベラルアーツカレッジで英語を習得するのか
日本人の留学が他国と違うところは、他国は英語を用いて価値観や交流を目的に留学しに来ているのに対して、日本人は英語の習得を目的に留学に来ている点だ。
日本人は10年以上も英語を学んでいるのにも関わらず、全くと言っていいほど義務教育終了時に英語を習得できていない。だからこそ英語の習得を目指して語学留学をするのだ。ただここで考えて欲しいのが、10年以上も勉強しているのに身に付かない英語をたった一年で習得することが果たしてできるのか?ということだ。
英語を習得するために勉強するのではなく、拙い英語でもいいから英語を用いて他学問を勉強する方が、よっぽど英語を習得できると本書は説いている。
留学を検討している人には本書をオススメする。留学に関する知識を身につけることで幅が広がる。
今流行りのオンライン英会話とは!?
リベラルアーツカレッジ、独学、英会話スクール、オンライン英会話、留学など最近では、英語を学ぶスタイルが増えてきた。そんな中、今注目を集めていて私がおすすめするのはオンライン英会話だ。
ここで注目すべきは、どこにいてもネイティブの外人と会話することができ、尚且つ値段が衝撃的に安い。オンライン英会話の最大手であるDMM英会話は、最安で30分99円でレッスンが受けられる。私はオンライン英会話はもっと高いものだと思っていたので衝撃的だ。
この金額であれば一度は試してみてもいいかなと思える。留学やリベラルアーツカレッジを検討している人でも、一度オンライン英会話を試してみることで、外人と話すことに抵抗を減らせるだろう。

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