ベネルクス三国はEUの前身!?旅行・観光する前に読んでおこう!
ベネルク三国は、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3か国の集合体やエリアを指す。ベネルクス三国は、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの最初の文字が取られた名称だ。B(Belgique)、N(Nederland)、Lux(Luxembourg )を合わせてBenelux(ベネルクス)となっている。
三国共に日本と同じ立憲君主制を採用していて、面積は北海道くらいしかない。しかし、ベネルクス三国はEUの前身になった歴史があったり、ヨーロッパの中心という立ち位置があるので、ヨーロッパにとって大事な三国なのだ。
なんといってもベネルクス三国を知るには、EUの前身になったベネルクス関税同盟は欠かせない。そこでベネルクス関税同盟がどのようにEU発足に繋がったのか、合わせてベネルクス三国の旅行・観光記事をまとめてみよう。
ベネルクス関税同盟はEUの前身!
EUの前身になったベネルクス関税同盟についてみていこう。ベネルクス関税同盟は1948年にベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3国で作られた関税同盟だ。
三国間の関税を廃止して、対外的に共通の関税を設立した。このベネルクス関税同盟が周りのヨーロッパの隣国を巻き込んでいく。ベネルクス関税同盟(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク) → ECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体) → EEC(ヨーロッパ経済共同体) → EC(欧州共同体) → EU(欧州連合)、という流れで今のEUが確立されたのだ。
ベネルクス関税同盟の頃は三国間の関税の撤廃というテーマだったが、ヨーロッパは紛争や第二次世界大戦で軍事が絡む争いごとが絶えなかったので、国を跨いで自由に行き来ができ、ユーロという共通通貨を導入して、経済を依存させ、相互依存することで争いごとを回避させようと動きから、EUという巨大な組織が発足した。
EUが発足してから紛争や戦争は、ヨーロッパでは殆ど起きなくなった。どこかに紛争や戦争をふっかけようとしても、経済が相互依存しているため自国にダメージがあると分かっているからだ。
EUの本部がベルギーの首都ブリュッセルに置かれているわけは、ベネルクス関税同盟の本部がその当時からブリュッセルにあったからだ。過去も今でも、ブリュッセルがヨーロッパの中心であることは変わらないのだ。
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ベネルクス三国を旅行・観光してみよう!
EUの前身になったベネルクス関税同盟について、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの旅行・観光についてまとめてみました。ヨーロッパの観光名所というと、ロンドンやパリなどが真っ先に思い浮かびますが、ヨーロッパの中心であるベネルクス三国へこれを機会に行ってみてはいかがでしょうか。
三国共に小国ですので、どの国も1日あれば観光することができます。1週間あれば3国を周るのに十分すぎるほどです。地球の歩き方にはベネルクス三国がまとまって一冊になっているので、これを持って観光してみましょう。
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