今日から1年の間に自殺で3万人、交通事故で4千人、他殺で250人が亡くなる
日常に迫る死について考えてみたい。明日、交通事故で死ぬかもしれないし、いきなり道ばたで刺されるかもしれない。可能性は0だとは言い切れない。これは全ての人間に関わる話だ。暗い内容ではあるが素直に受け止めて欲しい。
死を意識することで今を生きる大切さを実感してもらいたい。今まで漠然と過ごしてきた人生を、一度きりの人生だから後悔しないようにしよう、と捉え直してくれたら幸いである。
「人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、生きているということを実感することもできない」
by マルティン・ハイデッガー
自殺大国日本。15分に1人が自殺で亡くなっている。
年間3万人もの自殺者を出す日本。世界国別の自殺率を調べると、なんと日本は12位、先進国の中ではトップだ。交通事故者数の約7.5倍にあたる。
3万人がどれだけの人数なのか。モナコ、サンマリノ、リヒテンシュタインなどは人口が3万人代。これらの国の総人口を1年間で失っているのだ。
人生の多様性を受け入れない、個人よりも集団行動を尊重する日本は、異端者にとって非常に生きにくい。常識外れの行動や常識外れの人生を歩む者を排斥する文化を見直さない限り、自殺者は大幅には減らないだろう。
年間4千人もの人が突然交通事故で亡くなる。
10年以上交通事故者数は減っているが、年間4千人もの人が交通事故で亡くなっている。死者数の多い都道府県は、愛知県、北海道、埼玉県、東京都。死んだことにも気づけない突然死。「自分には関係ない」、なんて誰も言うことはできない。
これは科学技術が発展して、自動運転に切り替わるまで死亡者を0にすることは不可能だ。凄惨で残酷な死。これこそ死を意識することができる死に方であろう。
1日1人が他殺される。
治安の良い日本。他殺者数は近年激減していて年間350人である。年間自殺者3万人と比べるとかなり低い。それでも、1日1人は他人に殺されているのだ。私怨、無差別、色欲の縺れ…理由はなんであれ殺人は殺人だ。
世界の他殺率を調べると日本は最も低い水準を保っている。これは誇れる部分でもあるので、この調子で他殺のない安全な国を目指して欲しい。
その他にも日常に迫る死は存在する。
日常に迫る死は自殺、交通事故、他殺だけではない。病気や自然災害などは人間の力ではどうすることもできない、不可逆だ。
このように日常にはあらゆる死が顕現している。誰しも避けることはできないと理解することで、生きる大切さを実感して今後の人生に役立てて欲しい。改めてハイデガーの言葉を。
「人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣えない。死というものを自覚できるかどうかが、自分の可能性を見つめて生きる生き方につながる」
by マルティン・ハイデッガー
こういう時のために生命保険は存在する。
いかに、日常生活に死が潜んでいるか紹介してきた。読んでいて怖くなった人もいるだろう。この死や病気のリスク回避となるのが生命保険だ。
もし、交通事故にあったりナイフで切りつけられたら、生命保険からお金が支給される。生命保険に加入していなかったら、治療費は自分で支払わなければならない。
こういった日常に潜む死を考えると、いかに生命保険が大事かわかってくる。生命保険の制度は本当に分かりずらいので、一度時間がある時にでも、無料でプロに相談できる無料保険相談の【保険コネクト】へ行ってみるといい。
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