イギリスの田舎を堪能するなら湖水地方へいこう!羊メーメー!
世界の70か国以上を周っている私だが、イギリスの田舎ほど心が休まるところはない。イギリスの田舎は山がないので丘や草原が広がっていて、どこに行っても羊がメーメー鳴いている。
寒い気候なので田舎に行っても虫があまりいなく、オオカミやクマなどの大型動物が全くいない。農場や広々とした高原が広がっていて、どこか牧歌的でなんとも言えない居心地の良さがあるのだ。
イギリスの田舎といえば、コッツウォルズやグラストンベリー、スコットランドの北のエリアが有名だ。そんな中でも私がイギリスの田舎で一番オススメしたい場所は、湖水地方(レイクサイド)だ。
日本人にはピーター・ラビットの著者であるビクトリクス・ポターが住んんでいた場所として有名で、美しい山々と湖に囲まれ湖水地方は本当に綺麗で異世界に来た気分になる。もちろん、イギリスの田舎特有の羊もいたるところにいる。
それでは、湖水地方(レイクサイド)が一体どんな場所なのかレポートしていこう。
イングランドの北西部にある湖水地方(レイクサイド)!
湖水地方(レイクサイド)は、イングランドの北西部ウェストモーランド・カンバーランド郡のランカシャー地方にある湖がある一体の地域を指す。
歴史的建築物や自然の保護を目的として設立された、ナショナル・トラストの保護区域に湖水地方は指定されていて、美しい自然は昔から保たれている。
湖水地方には16の湖と500以上の池があり、一番大きい湖は南北17km、東西2kmのウィンダミア湖である。フェリーでウィンダミア湖を渡れたり、トレッキングコースがあったり、湖の周りにはホテルやB&Bがあるので観光するに打ってつけの場所だ。
フェリーから眺める湖畔の風景こそ、イギリスの田舎という風景なので湖水地方に行ったらぜひフェリーに乗って欲しい。
また、先ほど伝えたようにピーター・ラビットの生みの親ビアトリクス・ポターが住んでいた場所で、ピーターラビットはこの街が舞台だ。ビアトリクス・ポターが住んでいたヒルトップの家、ビアトリクス・ポター・ギャラリーなどがある。
ピーターラビットを見たことがある人なら想像つくだろうが、あの世界観がそのまま湖水地方には存在する。いまにもウサギが隣人の畑に潜り込んで、野菜を盗みに行きそうな雰囲気だ。
イギリスの田舎に行くなら湖水地方(レイクサイド)で決まり!
それでは、湖水地方(レイクサイド)の様子を写真でレポートしていこう。写真を見ているだけでも、気持ちが楽になるような風景ばかりだ。もちろん、湖の周りにはたくさんの羊がいるので癒されてほしい。
ちなみにロンドンから鉄道で行く場合は直通がないので、Oxenholme(オクセンホルム)駅で乗り換えてWindermere(ウインダミア)駅を目指そう。Windermere(ウインダミア)駅が湖水地方の玄関になっているので、駅に着いたらウィンダミア湖まで徒歩で行ける。
この地方の冬は本当に寒いので、できればハイシーズンの夏に行くことをお勧めする。最近になって日本でも人気が出てきたのか、この時期になると日本人ばかりになるのが残念ではあるが、湖水地方は広いので中心を避ければ人は少ない。
それでは、湖水地方の写真を見ていこう。
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