【Another エピソード S – 綾辻行人】表紙のおにゃの子が再び奔走!
やってきました「Another」 の続編となる「Anorher エピソードS」。本書は「Another」の事件解決前の夏休みを描いた作品。テーマは生と死の狭間に漂う「幽霊」について。幽霊を追いかけ奔走するおにゃの子の物語なのである。
怪談系学園ホラーの傑作・表紙のおにゃの子が大活躍!【Another – 綾辻行人】
それにしても、なんといっても、、
表紙のおにゃの子が可愛い…。
天国でも地獄でもない幽霊たちの世界
宗教の違いにより死後の世界は異なる。天国・地獄の存在、輪廻転生など世界各地によって死後の価値観は異なる。それでは天国・地獄にも行けず、輪廻転生としてこの世に戻ることのできない幽霊とはどういった現象なのだろうか。
一般的に言われているのが、現世に強烈に残された私怨や怨恨などの感情が魂として発露するというもの。また、殺人事件などで死体の発見がされてない=弔いがされていない魂も幽霊として発露すると言われている。
古来から継承される霊や祟りについて
私は表紙のおにゃの子と同じでこのような幽霊現象を全く信じていない。もはやこの現代社会において、霊や祟りなんてものを信じている人の方が希少かと思う。だからこそ、こういったテーマを扱う小説が少なくなってきているのだ。
ただ本書は、読者を決して付け離したりはしない。幽や祟りなどの非科学的現象を否定する登場人物達、我々はこの登場人物に自分の想いを投影することができる。
今後のAnotherシリーズ
エピソードSは最後に謎を残し結末を迎える。これは続編に対する伏線を明示している。まだ正式に次の作品の発表はされてないが、綾辻行人の発言によると事件から2〜3年後の物語は頭に入っているらしい。読者の要望があれば次回作に挑むとの意思も示している。
ぼくは声を大にして叫びたい!また、おにゃの子が活躍するシーンがみたい!!
[質問]。年内には連載を始めるつもりの新長編。「Another2」(仮)なのですが、アイデアがふたつあり。2001年編にするか、2009年編にするか。どちらをまず書くかでずっと悩み中なのです。どちらが読みたいですか? と、読者のみなさまに質問。無責任にお答えください。
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) June 5, 2014

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